コンテンツに応じた加工のあれこれ

(1)編集>塗りつぶし>使用:コンテンツに応じる

周りのテクスチャにあわせて選択範囲内を塗りつぶしたい時に使用。

Step.1

周りのテクスチャで塗りつぶしたい範囲を選択。

Step.2

編集>塗りつぶし>使用:コンテンツに応じる。で周りのテクスチャで塗りつぶされる。

(2)ツールパレット>コンテンツに応じた移動。

画像の中の要素(文字、記号、オブジェ)を同じ下地のテクスチャ上に違和感無く
移動させたい時に使用。

Step.1

移動したい要素を選択。
その際、選択範囲を1,2px大きめに拡張したり、境界線をぼかしておくと移動後がなじみやすくなる。

Step.2

ツールパレット>コンテンツに応じた移動を選択し、移動先へドラッグ。
    

Step.3

要素が移動されました。
要素があった元の位置に、自動的にコンテンツに応じて塗りつぶされた状態になっている。

(3)編集>コンテンツに応じて拡大・縮小

画像すべて拡大縮小する時に、任意の要素だけの大きさはそのままにしたい時に使用。

元画像、この横長の画像を正方形サイズにするため、縦幅のサイズを増やす。

Step.1−1

レイヤーパネルをダブルクリックして「背景」を「レイヤー1」にして、
イメージ>カンバスサイズで伸ばす方向のサイズを増やしておく。
※ショートカット,"option + cmd + c"で直接カンバスサイズを変更できる。

Step.1−2

単純に伸ばした方向に、編集>自由変形で伸ばしても、背景はともかくメインの要素(この場合はワンちゃん)が不自然に引き延ばされてしまう。

Step.2

拡大縮小したくない要素を選択し、保存をします。

Step.3

編集>コンテンツに応じて拡大・縮小

Step.4

編集>コンテンツに応じて拡大・縮小を選び、コントロールパネルの「保護」で先ほど保存した選択範囲を設定します。
これで、画像全体を拡大縮小しても保護された選択範囲の要素だけは元の大きさが維持されます。


保護された要素(ワンちゃん)以外拡大された画像。
拡張方向へ自然な状態で背景がイメージ保管してくれる。



要素も含めて拡大された画像。


注意点

被写体の要素と拡張される空間の距離がある程度ないと、コンテンツに応じて拡大縮小してもどうしも不自然になります。