欧文書体の種類(セリフ、サンセリフ)

セリフ体

欧文書体で文字の先端にヒゲのような飾りが出来ているものをセリフ体といいます。

セリフ体は大きく分類して4つあります。





  • ブラケットセリフ
    • 接続部分が曲線を描いている。
  • ヘアラインセリフ
    • 接続部分が太い線と細い線で繋がっている。
  • スラブセリフ
    • 接続部分が太い幅同士で繋がっている。見出し向き。
  • トラデイショナル
    • ブラケットとヘアラインの中間的ポジション


サンセリフ

セリフのない書体をサンセリフ体といいます。
サン(sans)とはフランス語で"〜がない"という意味です。

セリフ体は読みやすさを求める書体で、書籍の文章に向いていますが
看板や広告など人目を引くような書体ではないため、
先述のスラブセリフのような力強く目立つフォントが生まれました。

そういった経緯からサンセリフはスラブセリフの影響を受けて発展したと考えられています。