Photoshop小ネタ、ちょいテク
- 環境設定ダイアログの「一般」で「スクロールホイールでズーム」というチェックボックスがあります。
これは文字通りスクロールホイールで拡大縮小ツールを使わずに表示倍率を変えるものです。
ツールの方だと(1)ツールを選択、(2)縮小の場合はaltキーを押す、拡大はそのままで。など2つのアクションが必要となりますが、
スクロールなら拡大縮小も回すだけのワンアクションですみますが、欠点はMacのマジックマウスなどのツルツルの表面をもつマウスだと
スクロールが過敏に反応してしまい、必要ないところで指が当たり勝手に拡大縮小を行ってしまうという所があります。
- トーンカーブなどの色調補正関連は数値やカーブをいろいろカスタマイズしすぎて収拾がつかなくなる事があります。そうなるとまたいちいち、手入力で初期状態に直さなきゃいけないなーと思うそんな面倒な手続きをワンクリックで簡単に戻せます。
まず収拾がつかなくなった状態の時に、[Alt/option]ボタンを押します。
そうすると、キャンセルボタンが初期化ボタンに変わるのでこれで初期状態に戻れます。
- 画像サイズと解像度を瞬時に表示する方法。
ウインドウ左下のステータスバー(通常は開いているファイル容量を表示)を[Alt/option]+クリックで...
このように表示されます。
もしくはショートカットキー[Ctr/cmd]+[Alt/option]+[I](メニューバー「イメージ→画像解像度」)でも情報は得られます。
上記の違いは[Alt/option]+クリックの方はチャンネル数もチェックができ
[Ctr/cmd]+[Alt/option]+[I]の方はそのままリサイズ編集ができるところなので用途に使い分けるのも良いでしょう。
- 作業中のファイルを過去の状態に戻るヒストリーパレットもPCのメモリが少ないと戻れる記録も限りがあり、保険の為にある程度の作業工程が終える度に[ファイル名01、02、03.....psd]とつけていくのも億劫だと思います。そんな時は区切りの良いところでスナップショットを取ってみましょう。
この時点でとりあえず作業を一区切りつけてみます。ヒストリーウインドウの下部中央のカメラマークをクリック。
最上段にあったファイルオープン時のサムネの下にスナップショット時のサムネが追加されます。ここをクリックすることでヒストリー履歴数の上限関係なくスナップショット時に戻れます。